お灸の大きさを絵で表現してみました!
これがうわさの「半米粒大(はんべいりゅうだい)」です。
米粒の半分の大きさのこれが基本的なお灸の大きさです。

「米粒大」という大きさもあり、その名のとおり
コメツブの大きさです。
鍼灸学校の学生は、大きなもぐさの塊から米粒大のお灸を作ることから練習します。
何百、何千とひたすら、やわらかくて見た目も美しい円錐形のお灸を手早くひねって作ることを繰り返し練習していきます。
だんだん半米粒大のお灸を作れるようになったら点火します。
最初は、紙の上にお灸を乗せて燃やします。
紙が焦げて穴が開いたらボツ!
ほのかなキツネ色に焦げて穴が開かなければOK!
上手になってきたら、今度は自分の体で試します。
もぐさは、硬くひねると高温でもえるので、できるだけやわらかく、ふんわりと形づくります。
すこしでもひねりが硬いと、こんなに小さいもぐさでもちょっとした根性ヤキくらい熱くなります。
自分の体で、練習に練習を重ね、初めてクラスメイトの体で試させていただくわけです。
初心者同志、お互い様なのですが、実技の授業は毎回ドキドキモノです。

以前も登場したこの写真、
台座にのってますが、授業中はこのような台座は使わず、直接皮膚に乗せて燃やします。
適切な温度のもぐさを上手にひねれるようになるまでは地道な練習あるのみです。手先の器用さも重要です。
ちなみにこの写真は、ものもらい(麦粒腫)に良く効く有名なツボ、名前は二間(じかん)。
ものもらいが出来ちゃった方は、騙されたと思ってこのお灸を試してみてください!ものもらい場合は直接のお灸がホントよく効きます。
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