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鍼灸院について考える 1室内温とタオルへのこだわり

今年は目白鍼灸院4年目の年になります。
開院前に鍼灸院のデザインを決めるため、プロのデザイナーさんといろいろ相談しながら0から一つ一つ鍼灸院を創り上げたことがとても懐かしく感じます。

…と、思い出話をするつもりはなく、

ブログも鍼灸院同様、4年目に突入しているわけですが、ブログをはじめたきっかけは、目白鍼灸院という特定の鍼灸院の存在を皆様に知ってもらいたい、という意味はもちろんありました。
しかしそれよりも「鍼灸院」というものをまず知ってもらいたいという目的がありました。

「鍼灸院」がどんなところなのか、どんな人間がやっているところなのかを公表していくことで、少しでも多くの方に鍼灸の存在を知ってもらって、あわよくば鍼灸治療を受けてもらおうと思っていました。

しかし読み返してみると、まだまだ鍼灸院の細かいところまでご紹介できていません。
そこで、現在行っている目白鍼灸院プチリニューアルをご紹介しながら、私の目指す治療院像を含めてご紹介していこうと思います。

ここまであまり自分の「考え」を語った記事を載せたことはありませんでした。
というのも、鍼灸院としても鍼灸師としても、まだまだ新参者ですし、なんとなく自分の考えを大声で語るのは恥ずかしいような気がしていたからです。
でも、パワフルなお友達のブログなどに触発されて、私も思っていることなどを言ってみちゃおうかなと思います。

これから数回、いつもより少しだけ文字数が多い記事になりますが、お付き合いください。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


目白鍼灸院では、最近タオルをリニューアルいたしました。
これまでも、何度かタオルを変えてきましたが、今回は色を変えてちょっとだけイメージを変えてみました。

鍼灸院にとって、患者さんが直に触れるタオルの存在は非常に大きなものです。
しかし、エステやアロマセラピーなどに比べると、鍼灸師は圧倒的にタオルに対しての関心が薄いことが多いのです。
私自身、正直に言うと開業するまでタオルへの関心はあまりありませんでした。


そこで、今回はタオルについて考えてみようと思います。

まず、鍼灸院におけるタオルの役割についてです。
鍼灸院でのタオルの役割の大きなものに「患者さんの体温を維持する」ことが挙げられます。
つまり「保温」です。


タオル
      


保温
 
鍼灸治療は、肌に直接行うものなので、肌の露出は避けられません。
着衣のない状態(つまり裸)で、快適な温度(汗もかかない、鳥肌もたたない)は約30度であると言われています。
室温30度というのは、ちょっと高い感じもするかもしれませんが、薄い治療着にタオルをかける状態で治療を行う鍼灸院が主流であるので、30度に近い温度に保たれた室内で施術するのが理想といえます。
 
施術者である鍼灸師は、着衣状態で立位または坐位で移動しながらの治療になるので、治療者が少し汗ばむ程度が丁度よいと思います。



治療中は、常に患者さんの足先・指先・前腕の皮膚温を観察し、鳥肌が立っていたり皮膚の色が白くなっていないか、逆に腹や背が汗ばんでいないかどうかを確かめつつ、治療を進めます。
常に室温と患者さんの体温を観察し、快適な温度に保つため、タオルは一枚ではなく複数枚用意し、大きさや厚さなども各種揃え、快適な気温で患者さんが治療を受けられるように配慮することが大切です。

また、患者さんが来院する形態の治療院の場合、施術の初めの数分は、患者さんは室内の治療室を暑くお感じになることもあるかもしれません。
しかし、薄い治療着に安静状態で治療を行っていると、徐々に体温が下がってくるので、治療はじめとの気温差には気を配る必要があります。

治療着の上にタオル一枚というスタイルは、一般的な治療院のスタイルかと思いますが、これでは寒い場合が私の経験上多くありました。
肘や肩先が少し出ているだけで、普段から体が冷えている人には非常に寒く感じます。
とくに冬場などは、できるだけ露出をしている部分がないように気を配り、タオルだけではなく、毛布やその他の保温器具も補助的に使いながら、快適な体感温度を保って、リラックスした状態で治療を受けていただかないと、せっかくの鍼灸の治療効果も半減すると思っています。


また、体感温度は年齢や体質、症状や病気、男女によって大きな差があります。
一般的に、男性の方が暑がりですが、個人差が相当あります。
女性で更年期障害の方やホルモン療法を受けている方などは、室内に入って間もなくはとても暑がられる場合が多いですが、こういった方はしばらくすると急激に寒くお感じになってくるので、室温やタオルの枚数などに注意が特に必要になります。

出来るだけ気をつけていても、施術者がわからないことも多いので、治療中に何度か暑かったり寒かったりしないかと、直接患者さんに伺うことも忘れてはならないと気をつけています。


次回につづく




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