保健所へ登録！

2007/01/29
23:46

鍼灸院を開院するには、まず国家資格が要ります。

鍼灸の専門学校などに3年間通い国家試験を受けて受かると国から資格をもらえます。

鍼灸師という資格は、実は一つではありません。
「はり師」「きゅう師」という２つの資格なのです。

ちなみに、マッサージ院を開院するにも資格が必要です。
マッサージと看板に書くには、「あん摩・マッサージ・指圧師」という国の資格が要るのです。

これら３つの資格は、医療の資格なので、開院するには、保健所の登録が不可欠です。

保健所への開業届けは、開院後１０日以内の事後登録になっています。
というわけで、行ってきました！池袋保健所。

開業届けに必要なものは、
・免許証と免許証のコピー
・院内の図面
・施術所開設届け
　(インターネットでダウンロードできる)
です。

鍼灸院には、占有の待合室が3.3㎡必要だったり、換気施設がない場合は床面積の7分の1以上の窓が必要だったり、結構細かい決まりごとがあるんです…
看板も書いてはいけないことだらけ、値段も症状名も書けないのです。

保健所って、お役所だし、何だか厳しそう…

少々ドキドキしつつ、いざ申請へ！

・・・(撮影コワくて出来ず)

しかし、保健所の方はとても親切で、しかも届出は「あっ！」という間に終了。
あとは、保健所の人が実際に目白鍼灸院に来ての検査だけです！

ちなみに、目白鍼灸院は、
鍼灸＆リンパドレナージ専門と謳っているので、実際は「あん摩・マッサージ・指圧師」の届けは要らないのですが、一応マッサージの一つなので、マッサージの届出もしてきました。

カイロプラクティックとか足ツボとか整体とかで開院すると免許や資格なんて要らないので法的な制約はありません。看板も施設も決まりが無いのでこの点ではうらやましいです。
高い授業料を払って国家資格取った我々が制約ばっかり受けるなんてなんだかちょっと理不尽な気もします。
・・・こんな実情をご存知の方はあまりいないと思いますが。