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妊娠希望

症例報告:梅津



40代前半 女性



●症状

  1年ほど前から不妊治療を開始。
  腹部や腰臀部に強いい冷え感あり。お腹に水分がたまっているような感じでぽちゃぽちゃする。
  生理前には寝汗と夜間頻尿がある。



●所見

  脈細  舌淡 歯痕、 季肋部,下腹部に圧痛
  腹部全体が冷えている  



●治療の内容と経過

1診:翌日に胚盤胞移植があるため、着床しやすくして欲しいとの希望で来院。
   3ヶ月ほど前にも胚盤胞移植をし胎嚢まで発育したが、心音確認前に流産したとのこと。
   下肢のツボを中心に鍼治療を行う。
2診:2週間後に来院、前回の移植で着床はしなかったが、受精卵の状態は良かったとのこと。ホルモン値は正常で、次回の性周期で採
   卵予定。
   下肢・背部のツボを用いて鍼治療と、腹部には施灸した。また、自宅でも施灸するよう指導した。
5診:来院開始から約2か月。翌日に再び胚盤胞移植をするため来院。夏になり水分摂取が増え、お腹の張り感が増したとのこと。
   下肢・背部のツボを用いて水分を捌きやすくなるよう鍼治療を行う。また、腹部には施灸した。
6診:妊娠判定は陽性。しかし、前回は心音確認前に流産したため、まだ不安が強い様子。汗をかくと身体全体が冷える感じがし、冷える
   と腹痛があるため非常に神経質になっている様子が伺える。
   下肢・背部に鍼治療を行い、腹部を温めた。また、あまり考えすぎないようし、適度に気分転換を図るようにお話しした。
8診:胎嚢は順調に発育している。下腹部に少し違和感があり、気分がすぐれず食欲は低下している。
   下肢と背部のツボを用いて胃部不快感の解消と精神安定を目的に鍼を行う。
10診:来院前日に不妊外来を卒業したとのこと。胎児の経過は順調で大きさ・心拍ともに良好。つわりの症状があり、食べられるが食欲
    は低下している。上腹部はやや冷えている。胃部不快感の解消を目的に鍼と灸で治療を行う。
以降も妊娠中の体調管理のため時々来院中。



●コメント

主に腹部の冷えが強く、水分の滞りがちな体質であり、前回の移植の失敗からかストレスも多く感じておられる様子の方でした。
初診時は、翌日に胚盤胞移植を控えているとのことでしたが、お身体の状態から、1回の鍼灸治療では体質改善は難しいことをお話しし
次回以降の移植成功に向けて身体の状態を整えていくことを目標としました。
主に冷えの改善と水分代謝の向上を目的に鍼灸治療を行い、自宅でも施灸して頂くことにより身体のバランスも整えられ、来院後2度目の胚盤胞移植を成功することができました。
また、ストレスを緩和する治療も合わせて行ったことから、精神的負担も軽減し、結果として妊娠につながったと考えられます。
以後は無事のご出産まで体調管理をサポートさせて頂きたいと思います。




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