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リンパ浮腫について鍼灸学校での講義を行いました

こんにちは。スタッフの二宮です。

先日のブログに書きました通り、4月に都内鍼灸専門学校でリンパ浮腫についての講義を担当させていただきました。
目白鍼灸院 勉強会のブログはこちら



ターミナルケア リンパドレナージ講習会2011 3

リンパ浮腫のケアで使う包帯のイメージ




リンパ浮腫は、一般の方にはまだまだ広く知られていません。
学生の皆さんも、全員が今回の授業で初めてリンパ浮腫という病名を聞いたそうです。
しかし、リンパ浮腫の主な原因はがん(中でも乳がん・子宮がん)の手術で、患者数は推定10万~15万人といわれています。
2人に1人ががんになる時代、肩こりや腰痛で鍼灸院に来られた患者さんが、乳がんや子宮がんを患っておられることも珍しくありません。
そのため、学生のうちにリンパ浮腫について知っておくことは、絶対に必要だと思います。

リンパ浮腫のセルフケアでは、手術した側の手・腕・背中・胸、あるいは足・脚・お腹・お尻に傷を作ったり、過度な負担をかけないようにすることが大切です。
・切り傷、火傷、ケガ、虫刺されに注意する
・長時間同じ姿勢でいない
・時々手や脚を休める
・できるだけ重い物は持たない   など。

そのほかに、過労をできるだけ避け、免疫力を落とさないことも重要です。
傷を作る危険性を考えて、鍼灸治療は受けないようにと指導される医師の方も中にはいらっしゃるようですが、注意すべき点を守れば、鍼灸治療は免疫力を高めるのにとても効果的です。

目白鍼灸院は女性スタッフ全員がリンパ浮腫セラピスト(MLAJ日本医療リンパドレナージ協会認定)で、鍼灸治療とリンパ浮腫治療を行っていることから、リンパ浮腫の患者さんにも安心して鍼灸治療を受けていただいております。
また、がんの手術歴がある患者さんの鍼灸治療の際は、浮腫の兆候がないか確認したり、日常生活での注意点などアドバイスを行い、リンパ浮腫発症の予防・早期発見に取り組んでいます。

講義では、こうした鍼灸師としての経験をできるだけ多くお伝えするようにしました。
リンパ浮腫セラピストの立場からは、リンパ系の解剖生理・リンパ浮腫の原因・発症のしくみ・症状と合併症・治療法である複合的理学療法の紹介。
鍼灸師の立場からは、鍼灸治療中に注意すべき点・リンパ浮腫に関して鍼灸師ができること・患肢の症状に対する鍼灸治療の例。
そして、リンパ浮腫は長く健康保険適応外であったため、周囲の理解や認知度が低く、まだまだ適切な治療を受けられない患者さんもおられること、保険適応の範囲が狭く高額な治療費を負担しなければいけないこともお話し、患者さんの精神的苦痛も理解してもらえるよう心がけました。

学生の皆さんとともに、我々もがんやリンパ浮腫の患者さんをしっかりサポートできるよう研鑽していきたいと思います。





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