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胸腺癌 抗癌剤の副作用

症例報告:柳本


50代 女性


●主訴
  倦怠感 色素沈着 肩こり 腰痛 肩腰・足首の冷え(スース―する) 足のしびれ



●既往歴・現病歴

  胸腺癌 治療中
  化学療法(イリノテカン・シスプラチン)放射線療法(30回)
  初診時TS- 1服用 (のちジェムザールに)
  頚椎症



●所見

  舌質紅 辺無苔 
  脈数弱
  手足にしびれを感じる(抗癌剤の副作用と頚椎症)
  肩こり重い
  不安感
  のどの渇き強い      
  目が疲れる
  強い冷え感




●治療の内容と経過

(初診時)
  TS-1を服用中
  倦怠感、寒気、食欲不振、膨満感等の副作用が強くでていた。
  治療は脾胃(消化器)に関するツボ、肝胆(解毒・血液・感情)に関するツボ、腎(骨や骨髄)に関係するツボを中心行う。
        
  貧血があり(白血球は正常値)、顔色が蒼白、また肌のくすみもあったが、鍼を接触させてしばらくすると、特に顔面に赤みがさし肌が潤ってくるのが見られた。
鍼治療を行った後はとても元気で、ご主人(外科医)にも鍼治療の継続をすすめられ一週間に一度のペースで治療を続ける。
        

  その後、TS‐1をジェムザールに変更
  ジェムザールは一般的に副作用が軽い抗癌剤とされ、確かにTS-1服用中よりは副作用が軽くなったが、頭が熱い 眠れない 熱っぽい 口内炎など身体の上部に熱がたまるような訴えが多くなった。
 そのため鍼治療は清熱(身体にたまった熱を冷ます)ツボや、体の潤いを保つツボなどを中心に行っている。

現在も継続治療中。
   
   


●コメント

初診ご来院時「かけこみ寺がほしい」「外に出ることの不安をなくしたい」(体調が突然悪くなりキャンセルすることがしばしばあり、友人と外出する約束をするのができないため)
というご希望を口にされた患者さんです。

薬の変更もあり、今ではご友人とのご旅行や外出も積極的にされています。
また、来院当時は歩くときに杖を使われていましたが、現在は杖は使用されておらずしっかりした足取りで来られます。
顔つきも体つきもかなり変わられ、元気になられた患者さんです。



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