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続発性下肢リンパ浮腫

症例報告:奥出


患者:70代女性


●主訴と現病歴
1998年子宮頚がん手術。
放射線照射、化学療法(抗がん剤治療)なし。
術後、浮腫を発症するが1年でおさまった。
2011年1月、右足親指から足関節(足首)までの浮腫に気づくが特に治療せず。
同年10月、海外旅行でたくさん歩いたこと、飛行機で長時間座っていたことにより、浮腫が増悪。
帰国後、医療機関を受診するも具体的な治療は行われなかった。
その後、徐々に浮腫は治まった。
2012年10月、蜂窩織炎発症。皮膚科にて抗生物質投与。
再診時に炎症反応の消失を確認。


●既往歴
術後、膀胱炎になりやすい。


●治療方針
初診来院時には右足全体に発赤、腫脹、熱感があり、特に膝下は水分量の多い浮腫があった。
皮膚科において炎症反応の消失が確認され、マッサージの許可も得ていることから治療を開始。
ただし右足は軽度のマッサージと包帯による圧迫にとどめ、体幹のマッサージを主とした。
2回目以降は熱感と腫脹が消失したので右足のマッサージと圧迫による積極的な排液を行い、ご自宅でもケア(セルフマッサージと膝下までの包帯)を行っていただくよう指導したところ、右足の周径値が減少した。
1週間半後(4診目)、足関節部分の浮腫に対してウェーブスポンジを追加した。
2週間半後(6診目)、パンストタイプの弾性ストッキングを購入いただいた。その後2/月ペース。
2月から1/月ペースで通院中。良好な皮膚の状態と周径値を保っている。




(表示される日時と実際の施術日は異なります)






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